上司や先輩、同僚との人間関係がうまくいかず、悩んだことがある人は少ないと思います。
中にはストレスが限界に達し「会社、辞めたいな……」と考えている方、実際に転職活動を考えている方、すでに転職活動している方もいるのではないでしょうか。
人間関係のストレスを抱えながら仕事をしても楽しくないですよね。
世の中に会社はたくさんありますし、 体を壊すくらいなら転職するという選択肢も1つの有効な手段になります。
ですが転職することについて1つ注意しないといけないことがあります。
当然、今の会社を辞めれば人間関係のストレスから解放されますが、次の職場に転職したとしても理想の人間関係が待っているとは限りません。
最悪の場合、同じように人間関係で失敗するリスクがあります。
せっかく勇気を出して転職することを決意して行動したにも関わらず、今の職場と同じような人間関係の悩みで苦しむなんて絶対にしたくない話です。
そこで本記事では転職を考えているけど、「転職先でも人間関係で失敗するかもしれない」という不安からなかなか転職にふみだせない人向けに、人間関係で失敗するリスクを下げる会社の選び方を紹介します。
誰でもマネできる方法なのでぜひ参考にしてみてください。
転職の理由・原因に多いのは実は「人間関係」
実は転職をするきっかけになった理由や原因で最も多いのが人間関係によるものなんです。
例えば下記はリクナビNEXTの「転職理由と退職理由の本音ランキングBest10」に書かれている退職理由のランキングです。
労働条件もそうですが、人間関係の不満で仕事を辞める人も多く、特に上司など、自分より地位の高い人との人間関係がネックのようです。
それはそうですよね。同期や、後輩との人間関係なんて適当にあしらっておけば何とかなりますが上司はそういうわけにはいきません。
転職してからでは遅い!転職先の人間関係は入社前に決まる
人間関係に苦しんでいるから早く転職したい、、けど、、
「転職先でも同じように人間関係で失敗するのでは??」という不安からなかなか転職にふみきれないのも事実だと思います。
ネット上では、人間関係を良好に保つ方法として、第一印象よく挨拶をしっかりする!とか素直に言うことを聞く!とか書いてある記事を目にしますが、そんなことでうまくいったら苦労はしませんよね。
合わない上司と仕事をすることは辛いことは辛いし、我慢できないことは我慢できないと私は考えています。
それに入社してからの対策では手遅れです。
入社する前に人間関係で失敗しない転職先を見極める必要があります。
人間関係で失敗しない転職先の選び方
先ほども述べましたが、転職をするにしても、現職と同じような人間関係の悩みで苦しむ可能性があるので、中々転職を決意できない人も少なくないと思います。
ですが、転職活動の中で下記に記載されていることを頭に入れておけば人間関係に失敗するリスクを下げることができます。
面接官の中に実際の上司になる人がいる
転職活動の中で必ず実施される試験があります。それは面接試験です。
面接試験がない企業はほとんどありませんが、ある場合はほぼブラッ企業です(汗)
もしも見つけた場合は、応募しないことを推奨します。人間関係どころの話ではないなくなってしまいます!
何回面接試験が実施されるかは企業によって異なりますが、どの企業も大体1回から2回です。
どのような人たちが面接官になるかというと以下のようなメンバーが想定されます。
●1回しか実施しない場合は、
人事+配属される部署の課長クラス+役員
●2回実施する場合は、
1回目: 人事 +配属される部署の課長クラス
2回目: 人事 +役員
この中で、注意するべきなのが「配属される部署の課長クラス」です。
配属される部署とは、実際に入社した場合にあなたが配属される部署になります。
そして配属される部署の課長クラスとは『上司になる人』のことです。
面接では、実際に入社した際に一緒に働く人が面接官となるケースがほとんどです。
理由はシンプルで、 受験者が一緒に働ける人なのか、スキル、性格、雰囲気なども含め見極めるために面接官として出てきます。
必要な人材は、人材が欲しい部署の人間しかわからないため人事だけで面接しても判断できないんです。
面接官の言動・雰囲気に注目して見極める
面接官として面接に出てくる 「配属される部署の課長クラス」 の入社した場合に 『上司になる人』 の言動、雰囲気がとても重要になります。
例えば、面接の場で明らかに上から目線で高圧的だとします。
ということは、実際の働いている場面でも上から目線で高圧的ということが推測できます。
中途の入社希望者と面接官が対等のはずの面接で、上から目線で高圧的な態度をとれるということはそれが普段の状態だと予測できるのです。
面接中の会話で、面接官に少しでも違和感を感じたら入社を考え直すくらいの警戒心を持って転職活動を行えば、人間関係で失敗するリスクを大幅に減らすことができます。
判断は非常に簡単です。直感でOKです。
「この面接官と一緒に仕事ができるのか、無理なのか」を考えるだけです。
転職に迷っている人は求人だけでもチェックしておきましょう
転職をしようか迷っている方や、どうしてもふみだせない方はとりあえず転職サイトに登録だけしておくことを推奨します。
理由は、 求人は採用人数が募集人数に達すると募集が終了してしまうので、いざ転職したいという時に転職したいと思える会社が見つからない場合があるからです。
機会損失は非常にもったいないですし、「あのとき求人見ておけばよかった」と悔しい思いをするのは嫌ですよね。
リクナビNEXTは登録さえしておけば無料でいつでも最新の求人情報を見ることができます。
普段から求人をチェックすることで、 自分が求める求人を見つけることができるようになるので、その時に転職活動に行動を移すことができます。
働きたい会社が見つかったらすぐに行動(転職活動)できるようにしておくことが大切になります。
リクナビNEXTは転職サイト大手なので、求人や、転職者向けの情報が非常に充実しています。
自分が気になっている企業をリスト化して管理出来たり、履歴書を登録しておくこともできるので応募するたびに履歴書を書き直す必要がない等、色々なメリットがあります。
まずは登録して働きたい会社が見つかったらすぐに行動(転職活動)できるようにしておきましょう!
実際に私が実勢していた転職方法について記事を書いています。良かったら参考にしてみてください!
まとめ:人間関係で失敗しないためには転職活動中の会社選びが超重要
いかがでしたでしょうか。
人間関係で失敗しないための会社の選び方を紹介しました。
転職先に理想の人間関係が待っているとは限りませんし、最悪の場合、同じように人間関係で失敗するリスクはありますが、
このリスクは面接時の面接官の様子を確認するという簡単な方法で回避できるので、必ずチェックすることをおすすめします。
「この面接官と一緒に仕事ができるのか、できないのか」
これだけ覚えておいてください!
今の職場がで体を壊すくらいなら転職するという選択肢も1つの有効な手段です。
しっかり準備、対策すれば「転職してよかった!」と思えるような職場環境にめぐり合うことができると思いますのでぜひ実践してみてください!