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通信教育は不要!第一級陸上無線技術士(一陸技)に合格できる勉強方法とおすすめ参考書を紹介

通信教育は不要!第一級陸上無線技術士(一陸技)に合格できる勉強法とおすすめ参考書を紹介

ヒロキオ(@hirokio_i)です!

陸上無線の中で最上位資格である第一級陸上無線技術士。

会社や学校でノルマとして受験をせざるを得ない方や、自身のスキルアップのために受ける方、無線が大好きな方等、いろいろな方がいるのではないでしょうか。

第一級陸上無線技術士は難易度が高いと言われていることもあり、これから受験する方は、「どんな勉強をすればいいのか」、「自分も合格できるのか」と不安なところもあると思います。

そこで本記事では、これから受験する方、受験を考えてる方に、

私のように知識ゼロから独学で勉強しても合格できる勉強法とおすすめ参考書を紹介します。

この記事で分かること

  • 通信教育が不要な理由
  • 試験の概要
  • 独学で合格するための勉強方法
  • おすすめの参考書

本記事はつーぶろっくさんのブログ記事「【独学】1級陸上無線技術士試験に一発合格する方法まとめ【教えるよ!】」も参考にさせてもらっていますのでそちらの記事もぜひご覧ください!

第一級陸上無線技術士の勉強に通信教育が不要な理由

陸上無線技術士

資格取得のための通信教育(eラーニング)は世の中にいろいろあります。

1科目当たりの受講費用が数万円だとすると、、

第一級陸上無線技術士の試験科目は4科目あるので、全科目を通信教育で勉強すると10万円以上になる場合もあります。

正直高くないですか?私は高いと思います。やらないよりはやったほうがもちろん勉強になると思いますが。。

ただ、結論を言うと何万も出してまで通信教育を受ける必要はありません。

その理由は下記になります。

  1. 出題傾向は過去問から把握できる。過去問やればOK
  2. 過去問題集に問題の解き方(解説)がのっている。
  3. WEBにも過去問や解き方等の情報が出回っている
  4. 通信教育をやらないと得られないような情報はない

以上のことから、最適な参考書と過去問題集で勉強し、WEBで情報を収集すれば通信教育を受ける必要はありません。

第一級陸上無線技術士は無線従事者資格の内の1つ

無線従事者

無線従事者とは、電波法に定める無線設備の操作又はその監督を行う者であり、総務大臣の免許を受けた者のことをいいます。

つまり無線従事者の資格を取得することで、無線設備の操作又はその監督を行うことができるようになります。

また、無線従事者の資格は国家資格になります。

無線従事者資格の種類は23種類もある

無線従事者には、23種類の資格があり、それぞれ無線設備の操作範囲が異なります。

23種類ある資格の相互関係は下記のとおりです。

                ※日本無線協会ホームページより引用

無線従事者資格を持つと、その操作範囲のなかに図中の線で結んだ下位の資格の操作範囲も自動的に含まれることになります。

例えば、一総通は一陸技以外の資格の操作範囲のものはすべて操作できることになります。

一陸技について言えば、二陸技、レーダー、一陸特、二陸特、三陸特、四アマの資格の操作範囲のものを操作できることを示しています。

つまり上位の資格をとれば、それだけ操作できる無線設備の範囲が広くなりますし、相互関係にある下位の資格はわざわざ取る必要がりません。

上位資格のほうが当然難易度は上がりますが、お得な感じはありますね(^^)/

23種類の資格は大別すると8種類に分類される

資格が海上、航空、陸上の利用分野別に次の八種類に大別されています。

第一級陸上無線技術士の試験概要

第一級陸上無線技術士の試験

上記で述べた通りになりますが、23種類ある無線従事者の資格のうちの1つです。

そして陸上無線技術士資格の中で最上位の資格となります。

試験申し込み期間

試験は年に2回開催されます。1回の試験は2日間にまたがって実施されます。

なぜか土日に実施されるのではなく、平日に実施されます。

そのため学校や会社がある人は休みを取る必要があります。

不親切ですよね。私も有給を使って受けに行きました。

申し込みは、試験月の2カ月前なので、忘れないように注意しましょう(^^)/

試験開催月申し込み時期
7月5月1日~20日頃
1月11月1日~20日頃

試験手数料

第一級陸上無線技術士:13,962円    第二級陸上無線技術士:11,862円

試験科目と試験範囲

4科目です。

◎無線工学の基礎

  • 電気物理の詳細
  • 電気回路の詳細
  • 半導体及び電子管の詳細
  • 電子回路の詳細
  • 電気磁気測定の詳細

◎法規

  • 電波法及びこれに基づく命令の概要

◎無線工学A

  • 無線設備の理論、構造及び機能の詳細
  • 無線設備のための測定機器の理論、構造及び機能の詳細
  • 無線設備及び無線設備のための測定機器の保守及び運用の詳細

◎無線工学B

  • 空中線系及び電波伝搬(以下「空中線系等」という。)の理論、構造及び機能の詳細
  • 空中線系等のための測定機器の理論、構造及び機能の詳細
  • 空中線系及び空中線系等のための測定機器の保守及び運用の詳細

問題数と試験時間

1科目2.5時間と長丁場です。その為、2日間に分けて試験が行われます。

 1日目:無線工学の基礎、法規

 2日目:無線工学A、無線工学B

科目問題数試験時間
無線工学の基礎25問2.5時間
法規25問2.5時間
無線工学A25問2.5時間
無線工学B25問2.5時間

試験時間の長さから分かるかもしれませんが、それだけ試験問題のボリュームも多いです。

試験形式

マークシート。(記述だったらほとんどの人は受からないでしょう。計算問題もあるからね)

合格基準

基準は下記のとおりです。つまり、点数は各科目6割以上取ることができれば合格ということになります。

科目配点合格点
無線工学の基礎125点満点75点
法規100点満点60点
無線工学A125点満点75点
無線工学B125点満点75点

試験科目免除と科目合格を利用しよう!

科目免除

陸上無線技術士の試験は、難易度が高いということもあり、4科目を同じ時期に勉強する十分な時間を確保できないと1発合格は結構ハードルが高いです。

「4科目も勉強してたら初めにうちに勉強していた内容なんて忘れてしまうよー!」というようなことは結構頻繁に起こります。

そこで、試験科目免除と科目合格をつかってできるだけ勉強の負荷をさげるようにします。

下記にも記載しますが、私はこの科目合格を使って試験合格しました。

電気通信主任技術士(伝送交換)で、無線工学の基礎、無線工学Aが免除

電気通信主任技術士(伝送交換)の資格をもっていれば、無線工学の基礎と無線工学Aの2科目が免除されるという特典があります。

つまり、残りの法規、無線工学Bだけ受験して合格すればいいことになります。

もちろん逆のことも可能で、電気通信主任技術士を受験する際に第一級陸上無線技術士を取得していると2科目免除を受けられます。

これら二つの資格は関係の深い資格になるので、どちらかを取得したら科目免除を使い、もう一方の資格も取得することをお勧めします。

科目合格を使用

試験には科目合格というシステムがあります。

たとえば、4科目中3科目合格し、残りの1科目は不合格だったとした場合でも、受験から3年間であれば、合格した3科目は免除されます。

つまり3年間の間であれば不合格の1科目だけ再度受験し、合格すれば資格が取得できるのです。一発で4科目の試験に合格する必要がないということですね。

これが結構ありがたいのです。合格した科目は再度受験しなおす必要がないのですから。

私は上記を利用し、2回に分けて受験をしました。

1回目に、無線工学の基礎と無線工学Aを受験し、2回目に法規と無線工学B受験するという具合です

合計2回受験することになるので受験費用は掛かってしまいますが、一度に勉強する科目数を減らせるので試験勉強が楽になります。

一発合格では全科目を同じタイミングで勉強し合格する必要があるので難易度もその分高くなります。。

分割して合格を狙うほうが楽なので、一発合格にこだわらなければ科目合格を狙う方法もおすすめです。

受かるための勉強方法とおすすめ参考書

おすすめ参考書

社会人になりたての頃、無線の知識ゼロから勉強を始めましたが、これから説明する勉強方法で合格しました。

さっそく結論から言うと、過去問を繰り返しやるということにはなるのですが、もう少し詳しく述べていきます。

参考書(教科書)にざっくり目を通す

急に過去門に取り掛かろうとしても、まったく手を付けることができないと思います。

そこで、教科書代わりになってくれる参考書を用意します。用意する参考書は下記の4冊です。

この4冊は、陸上無線対策用の参考書なので試験範囲を網羅しています。

これらを読むことで、試験範囲とはどんな技術範囲なのか、これからどんなことを勉強しないといけないのかが見えてきます。

しかし、ここではざっくりどんなことが書いてあるのか理解する程度で良いと思います。

無理やり参考書を暗記しようとは絶対に思わないでください。当然試験に出ない部分もありますし、非効率なので途中で挫折します!

※法規は単純な暗記科目になるので過去問だけで勉強できます。

お金がないという人は、法規以外の参考書の購入をおススメします(^^)/

◎無線工学の基礎

◎法規

◎無線工学A

◎無線工学B

過去問を繰り返しやる。

高校や大学のテスト勉強と同じような感じですねw

第一級陸上無線技術士の試験も過去問題と似たような問題が出題されます。

しかも出題される問題のうち過去問の類似問題は8割から9割出題される印象です。

なので過去問を繰り返しやることで合格率がグン!っとアップします。

そしておススメ過去問題集は下記になります。

おすすめというか第一級陸上無線技術士試験の受験者にとっては必須アイテムです。

必ずおさえておきしょう!

おすすめポイントは、

 ・過去10回分の試験問題が収録されている

 ・8回分すべてに細かな解説がついている

この問題集を繰り返しやり込めば合格できます。

※上記の無線従事者国家試験問題解答集が無い場合は、こちらの問題解答集でも十分勉強できます。

こちらの問題解答集は、一陸技の過去問4年間(全8回)全問題を科目ごとに収録し解説されています。

回答を見ながら解く

始めは全く解けませんw

考えても全くとけないので解説を見ながら問題と解いていきます。

解説をみても理解できない問題があれば上記の参考書を読み返したりして理解するようにしましょう。

別の年の問題にも同じような問題が出てくるので無理に覚えようとしたり、完全に理解しようとしなくても問題ありません。

モチベーションが下がることが一番問題なので無理しないように(^^)/

全部で10回分ある過去問ですが、1週目はすべて解説を見ながらやってください。

解いていくうちに見たことある問題に出会うことが多くなってきます。

見たことあると思った問題こそが頻繁に出題される問題です。

それは問題を解けば解くほど頻出問題の傾向が見えてきます。

ここでは出題傾向を把握し、繰り返して出題されている類似の問題を確実に解けるようになることが大切です。

過去問は可能な限り何週もする

2週目以降は、解説を見ないでトライしましょう。

でもわからなかったらすぐ解説をみてOKです。

ただしできなかった問題はチェックしておきましょう。

チェックした問題は、再度見直して解説をみて解いてください。

これを繰り返すことでできない問題が減ってきます。

全部覚えてる状態で試験を挑むのが一番重要です。

過去問をひたすら繰り返し、ベストな状態を試験日にあわせられるようにしましょう!

まとめ:第一級陸上無線技術士にチャレンジしよう!

いかがでしたでしょうか。

第一級陸上無線技術士の資格をとることで、下記が取得できるといったメリットもあります。

 ・電気通信主任技術者の試験科目の免除

 ・教員免許の授受

 ・職業訓練指導員の資格

今後の活動の幅を広げるため、スキルアップのため等、いろいろあると思いますが、ぜひ受験してみてはいかがでしょうか(^^)/